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田中謙次の宅建試験ブログ

宅建試験の受験に役立つ情報を提供します。

21世紀ににおけるバベルの塔?

ISIS、臓器摘出目的で大量虐殺か。イラク特使は「拒めば医師をも処刑」。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=3281500

 

ベトナム戦争に似ているなあ。

アメリカ軍撤退後に北ベトナム南ベトナムを制圧し、30万人以上とも言われる虐殺、粛清。国内の不安を外への敵に求めカンボジア侵攻、そして破滅へ。

あの頃は、共産主義と資本主義・自由主義という国家運営方法の戦いだった。

いまの戦いは?


誤解を畏れずにいえば、法の支配と国民国家主義と資本主義・自由主義の矛盾がその背景にあるような気がする。


交通手段の発展、情報通信の発展により、現在の国家を優に越えて経済活動が可能となった。

言葉は悪いが、一昔前までは、ひきこもりはロクデナシで将来は破滅と言われていたが、今や部屋から一歩もでずに十分生活できるだけのお金を稼ぎだすことが可能となり、しかもその市場は世界に広がり、企業もそれを利用するという市場の原理が彼らを支えるようになった。

つまり、テロ集団は、どこに潜んでいても莫大な資金を稼ぐことができ、しかもそのお金は、数百年前に西洋諸国が作り出した資本主義・自由主義の理屈が支えてくれる。


一昔前なら、経済制裁と銘打って、銀行口座を凍結したり、輸出入を制限したり、国土を武力により破壊することでよかった。

しかし、今のテロ集団は、それらの制裁は無意味なのかもしれない。


この事件を読んだとき、私は、旧約聖書 創世記に記されるバベルの塔をふと思い浮かべた。


ご存じの通り、旧約聖書では、ノアの箱舟の後世界は一つとなり、傲慢となり、神に近付こうとして天にとどく塔、バベルの塔の建築をはじめた。しかし、神の怒りをかい、言語が分けられ、コミュニケーションを取れなくされ、人類はバベルの塔の建設を諦めた。

簡単に言うとそんな内容だったかと思う。
(おそらくいろいろな解釈があるのだろうが)


現在、ネット上での翻訳機能が加速度的に進化し、現代人は言語による壁を感じなくなっている。つまり、バベルの塔を築こうとしたときの状態に世界は向かっているともいえる。

旧約聖書の創世記では、バベルの塔は、神をも畏れず、自分が有名になりたい、世界の支配者になりたいとしたエゴイスティックな人間の欲望の象徴と解釈されているのではないか。

 

言語の違いが民族の違いを作り、それをある程度ベースにしながら、国土を前提に国家が作られたのが200年前から300年前。

今や、国土も、国家も必要としない人間の生き方が生まれ、インターネット等により、言語の壁、経済の壁を超えたあらたなマーケットが存在する。


国家、憲法、法律、武力、という従来の枠組みにこだわっている我々には、とても太刀打ちできない敵なのではないかと少し恐怖を覚える。

 

人類は21世紀のバベルの塔を完成させるのだろか?

 

 

 

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