田中謙次の宅建試験ブログ

宅建試験の受験に役立つ情報を提供します。

民主主義の学校に生きる今の若者が羨ましい。

好き放題書いちゃいます^^


今の中高生がとても羨ましいなあと。。。


もちろん、単純にその若さと将来性が羨ましいということもありますが(笑)、それよりも今の社会情勢の中で学べることが羨ましい。

 

私は、小学校5年生くらいから、担任の先生の影響で小説にハマり、いつも夜遅くまで小説を読んでいました。

はじめは、近所の秀才?の友人のお兄さんの勧めで、SF小説(眉村卓など)を読み漁っていました。眉村先生の本は当時出版されていたものは全部読んでしまいました(笑)。


なぞの転校生 (講談社文庫)
眉村 卓
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中学生になると、SF小説は卒業して?恋愛小説や推理小説、現代小説を読むようになりました。

おそらく偶然だったと思いますが、ほぼ毎日通っていた江古田駅前の青山書店(今はもうありません)の本棚にあった一冊が、後の自分の人生を大きく変えた本となりました。


高校時代 (河出文庫)
三田 誠広
固定リンク: http://www.amazon.co.jp/dp/4309402305


後でわかったのですが、三田先生は、芥川賞まで受賞する小説家で、仏教研究にも精通して大学の教授でもあります。


上記の「高校時代」は、中学校3年のときに読みました。

中学3年生になると、受験勉強が日々のほとんどを占めて、大好きな小説も、週に2~3冊のペースだった中学2年のときに比べ、週に1冊程度に減らしていました。

中学3年の夏休みは、塾に通いながら一日13時間半勉強していました(笑)。半分ノイローゼ状態になり、気付いたら江古田駅を歩いていたこともあった(笑)。

そんなときに、読んだのが上記の本です。


なぜ勉強するのか?

何のために生きるのか?

恋って何なのか?


など、若者のほとんどが思い悩むことを私もいっちょまえに思考していました。

 

その本は、まさにその時の自分と近未来の自分を示していたようで、何度も何度も繰り返し読みました。

主人公は、中学時代、成績が良く、親からも自慢の息子と褒められ、望まれるまま府内トップの高校に進学する。

進学後は、クラスに好み女性をみつけ、気になるも声もかけられなかった。学校内の小説サークルに所属し、ツルゲーネフの初恋等の文学作品を読み、議論するというサークル。そこに、その気になる女性が所属し、話すように。

その後、学校内では、世の中の安保闘争の影響で、ビラまきやデモでの演説など、主人公もその政治闘争に巻き込まれてゆく。

結局、主人公は、学ぶこと、政治闘争すること、親の言いなりに良い子でいること、すべてに疑問を感じ、自ら高校を退学し小説家になると決意する。


たしかそのような内容だったかな。


退学届を出して、校庭を校門に向かい歩いているときに、その好きだった女性に声を掛けられる。なぜか、そのシーンが今も頭に残っています(小説なので自分の好きなような想像ですが(笑))。

 

この「高校時代」は強烈な印象を当時の自分に与えたなあ。


当時の私は、大学に進み、政治運動に参加して、難しい政治哲学書を読み、自分の言葉として演説したいなあと。。


小説の中で私が夢見た大学生の姿は、仲間と議論し、政治に真剣に向き合い、学生運動するエリートでした。


その時、東京大学法学部に進学しようと決意しました(笑)。


しかし、高校に進むと、世の中はすっかりバブルになり、不真面目にいい加減にチャラチャラしながらマネーゲームをしつつ、お洒落なバーで高級なカクテルを飲む・・・というナンパなイメージが大学生となっていました。


高校の教員まで、「遊びたいなら大学生になれ」とへらへらしながら言ってのけていた(自分が教員になったから言えるが、そんな野郎は教員になるべきじゃないね)。


大学生になった先輩は、毎日バイトとコンパとパーティー。先輩から回ってくるレポートを写して、テキトーに単位をとって、大学3年になると週に2回程度大学に顔を出し、昼まで寝て、遊びまくる。

そんな姿をみて、私の、東大法学部に進み真剣に法学と政治学を学び、政治運動をするという夢は露と消え、大学進学もやめてしまいました。


ただ、学歴も資格も必要ない職業に一生就く勇気もない半端な私は、結局22歳で大学に進み学びましたが(笑)。

 

だからね。

いま、大阪都構想日米安保の見直しと集団的自衛権、そして後の憲法改正、という論点について選挙権も与えられ真剣に向き合える若者が羨ましい。

おそらく、今の集団的自衛権の社会的な論争は、近い将来の憲法改正の国民的な議論の練習となっていると思います。

今の中学生、高校生は、おそらく5年後くらいに本格化する現行の憲法の改正について、街頭やネットを通じて本気で議論し、その議論と世論形成が、国政を動かし、国民主権と民主主義の是非を考えさせられる時がくるんだろうなあと。


こういった議論を平時においてできるのがすばらしい。


国会が、学者も含めた学術論争になっているのも楽しい!!!


右でも左でも、軍拡でも非武装でも、正直なんでもいい。

しっかりと学び情報を得て、国民的な議論のうえ、民主主義の限界を知ってほしい(笑)。

 

 

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