田中嵩二の宅建士&賃貸管理士試験ブログ

宅建士試験&賃貸不動産経営管理士試験の受験に役立つ情報を提供します。

4月21日スタート全国賃貸住宅新聞の連載

こんにちは。
Kenビジネススクール代表の田中謙次です。

本日、午前中に、株式会社全国賃貸住宅新聞社 http://www.zenchin.com/ の編集長にお会いしてきました。

 

4月から、2014年度宅建試験受験に向けた記事を連載することになりました。

これまで執筆している、サクッとうかる宅建テキストや、企業研修用のテキスト、登録実務講習用のテキスト、直前合宿等の短期集中テキストととも異なる、新たな切り口での宅建試験と不動産取引実務の手引き&入門書となるようなものを構想しています。

というか、頭の中で9割出来上がっているので、あとは文字にするだけですが(頑張らねば!)。


この構想は、5年ほど前からはじまりました。

このような法律系のテキストはどうしても法律家が書くことが多くなります(という私も法律家なのですが・・・)。
というのは、法解釈は、日本語の解釈ではなく、政治的な目的が絡む立法府の思惑と、自由と平等・公正を重んじる司法的な思惑を想定しながら、現代社会の世論と経済動向のパワーと方向性を慎重に精査して行うものです。

宅建試験のテキストや問題集であっても、入門書を書く際は、間違えたら大変なことになる・・・という恐怖と不安に苛まれながら、薄氷を履むが如く言葉を選びます。
書籍の文字は半永久的に残り、その文字から初学者は法律を学ぶのであり、絶対に間違えが許されないという恐怖ははかり知れません。。。

逆に、上級者向けのテキストを作るのはとても簡単です。条文、判例の文言をそのまま引用してつなげれば出来上がるからです。
自分で噛み砕く必要もなく、実務も考慮することもなく、ただ問題を解くための条文と判例をまとめる作業で済みます。

入門書はそうは行きません。判例と条文を並べたら、初学者はさっぱり意味がわからなくなり、結局は、法学部などで基礎を学んだ者と、丸暗記が得意な人だけが合格する試験になってしまいます。
噛み砕いて、わかりやすく、理解できるテキストにするためには、その法律がどの場面で実際にどのように使われるのかをキメ細かに知らなければ一文字たりとも書けません。

お恥ずかしながら、5年前にはじめてそのことに気付き、自分が法律に詳しいと思い込んでいただけだと自覚しました。
そこから必死に不動産取引実務を学び、ついでに?その実務の知識を活かして、登録実務講習のテキストを書いて国土交通大臣の指定を受けて、今やっと初学者が理解しやすい不動産取引の法務のテキストが書けるようになりました(もちろん、さらなる研究が必要ですが・・)。


今回の連載を通じて、読者様の日々の不動産取引実務や、その途中にある宅建試験合格のお役に立てれば幸いと思っております。

 

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