緊張した一日でした。
先日、東京都宅建協会の宅建経営塾という講習会で講師を務めました。
いろいろな人の繋がりで、身に余る役目だったのですが、講義をさせて頂きました。まずは、私などを講師に選任して下さった株式会社週刊住宅新聞社の担当者様、及び、東京都宅建協会の研修担当者様の懐の深さに心より御礼申し上げます。
私の担当する「宅地建物取引業法の改正とコンプライアンス」は、講座の中では応用編に位置付けられておりましたので、受講者様は経営者、法務担当者、社長室等のトップマネジメントにかかわる方が大半でした。
今回の宅建業法の改正点は、それほど多くはなかったので、その説明と解釈・実務的な注意点は2時間ほどで説明が終わりました。講座は3時間だったので、残りの1時間は質疑応答で具体的な法解釈と、今後の改正の動き、さらには民法財産法の改正点と実務についても説明するようなセミナーとなりました。
このセミナーにあたって、国土交通省の政策担当者様、警察庁組織暴力団対策の担当者様、公益財団法人日本賃貸住宅管理協会の委員も務める弊社顧問、弊社顧問弁護士、弊社実務講習の講師、多くの方々のご意見・ご助力を賜り、無力な私に自信と大きな力を与えて下さったことに感謝しております。
受講者様の一部から、セミナー終了後にさらなる質問・宿題を頂きました。すべての質問につき、誠意をもって調査・研究したうえで、メール等でお答え致します。
非常に緊張し、時間配分の甘さ等不手際も多く、受講者様にはご迷惑をおかけしましたが、私個人の気持ちとしては、とても楽しく、遣り甲斐のある仕事でした。もしチャンスを頂けるのであれば、またこういった講義をしてみたいと強く希望しております。国土交通省や宅建協会を背負いながらの重大な責任の下での法律の講習がこれほど難しく、そして遣り甲斐のあることだとは想像以上でした(笑)。
普段、大学で法律学を教えたりするのとは、また別の重みのある仕事ですね。
今回のセミナーで自分に足りない知識、視点なども知ることができました。もっともっともっと勉強し、微力ながら社会に役立てるよう、自分を磨いて行きたいと強く決心した一日でした。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
セミナーでお話しした内容の一部は、私が連載する新聞の記事や、オールアバウト等の記事等で公表したいと思います。その際はまた、こちらで告知することとなります。
なお、Kenビジネススクールでは、来年4月採用の新入社員向けの社内研修を受け付けております。人材育成でお悩みの経営者様、人事担当者様、お気軽にご相談下さいませ。