田中謙次の宅建士&賃貸管理士試験ブログ

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戦争が起きたら国のために戦えるか?

「いまもしも戦争が起きたら、日本のために兵士となって他国の兵士と戦えますか?」

 

という質問に対する回答

(2019年6月23日 wizball)

 

 

 

現状においてリアリティーのない質問ですね~。
第二次世界大戦みたいな、大国同士の戦争をイメージしているのかな?
そのような戦争は、大国間で核ミサイルを保有している以上、まず起きないでしょうね。

そもそも戦争は手段であり、目的ではないので、国を奪い取ったり、逆に国を防衛したりする手段である戦争にも、いろいろあります。

無理やり、リアルの話にすれば、覇権主義、事大主義的な政策で他国を侵略しているのは、中国ですね。
チベットウイグルなどは、日本ではなぜか報道もされていませんが、経済的な侵略から始まり、自治区として甘い罠をしかけ、現在は再教育施設というなの場所があり、幾万の市民が粛清されています。臓器売買も行われています。すでにこれは、国連でも議題に上がっています。


ロシアが2014年にクリミア半島を侵略しました。これも、武力による昔ながらの戦争ではありませんでした。
ロシアのプーチン政権は、ロシア系住民の多いクリミア半島に軍の特殊部隊を投入し、行政庁舎や議会、テレビ放送拠点といった中枢施設を占拠させました。その上で「キエフには民族主義ファシスト政権が発足した。ロシア系住民には危険が迫っている」といったプロパガンダ(政治宣伝)を行い、軍統制下で国民投票が行われ、ロシアに併合されてしまいました。
もちろん、現在、ウクライナ人の多くが粛清され、一部がレジスタンスとして国を取り戻すために銃を手に戦っています。すでにウクライナ東部では1万人以上が戦死しています。まだこの紛争は続いています。


ちなみに、チベットウクライナもそうなのですが、戦争をとても嫌う国でした。
ウクライナでは、核を放棄し、武力を極端に縮小し(100万人→20万人)、他国を刺激しないようにNATOにも参加せず(つまり集団的自衛権を否定)、国防費より福祉に予算をまわしていました。ちなみに、核を放棄する際に、ロシア、中国、アメリカと領土を保障する旨の条約も結んでいます。
そのロシアから侵略されています。

チベットは周知のとおり、仏教国です。戦うくらいなら、死を選ぶというような、少し(かなり?)お人好しな国でした。1日に数十人もの僧侶が世界にこの不当な中国による侵略に抗議するため焼身自殺していました(つい数年前のことです)。


今のわが国は、強大な防衛力と、世界で一番の軍事大国であるアメリカと軍事同盟を結び、実質的にはアメリカ軍による戦術的核兵器で守られている経済大国なので、ウクライナチベットウイグルのように、他国がいきなり侵略してくるようなことはありませんね。

ただ、太平洋での覇権を狙っている中国は、太平洋に自由に出られるルートを確保するため、わが国の諸島の領有権は虎視眈々と狙っていますね。
まあ、そういった意味では、台湾がもっとも危険でしょうね(すでに政権が親中派になりつつあります)。


ここのコメント欄は、中二病的な理想論でお茶を濁す程度でよいのかもなので、空気を読めない現実論を書いたかもしれません。

失礼しました。

宗教戦争はなくせるか?

「人と人との宗教の違いで起こる宗教戦争。これはいつまでたっても続いています。

皆さんならこの問題をどう解決しますか?」

 

という質問に対する回答

(2019年7月14日 wizball)

 

 

質問者がおいくつなのかが分かりませんが、私も20代の頃に同様の疑問を有し、それに正面から突っ込んで行き、研究を続けております。

日本などでは、西洋で起こるような宗教戦争はほぼ存在しません。何十年と続く戦争も存在せず、歴史を紐解いても、戦争があっても、西洋の戦いのように、敵を根絶やしにするような凄惨なことはあまりありません。武士同士で戦い、ある程度勝敗が見えてくると、戦いをやめて、大将が腹を切り、家来や領民は新しい大将のもとで働きます。
もちろん、織田信長などは一向宗などに対して焼き討ちしたりしましたが、これは宗教戦争ではなく、そもそも僧侶が僧兵として武力を行使しており、天下統一のための通常の戦争とみるほうがよいかもしれません。

ところで、話を戻すと、私は、上記のように東洋、特に日本では長い歴史の中で宗教上の争いが(あまり)なく、西洋に比べ比較的平和なのは何故なのかを考えました。
その一つに、宗教の違いがあると思います。

たとえば、東洋や日本に多い仏教は、キリスト教とは明らかに性質の異なることが分かります。

つまり、仏教には1つの神等は存在せず、誰しもが有する仏なる存在がある意味崇拝するものであり、その根本思想は「寛容」にあります。さらに驚きなのは、統一の経典が存在しないことです。

それに対して、キリスト教は、新旧ともに、神という絶対的な存在があることが前提です。その絶対的な神という存在が地球も人間も作り出した創造主であり、その神が作りしルールが聖書です。この聖書の教えに反する行為は、異端として、懺悔の対象となり、中世においては、異端に対しては拷問・残虐な刑罰を科す権限が宗教裁判所にありました。

仏教は、寛容をベースにしているので、異なる考え方をよしとします。経典自体が存在せず、宗派も無限に作ることができます。在家が基本で、出家は例外なのも特徴です。
これは、深い意味で、真の個人主義であり自由主義であることに私は気付きました。それに対して、キリスト教をベースにした西洋の考え方は、神と人間個人との契約に基づき、自由が与えられ、神との契約に基づき個人としての尊厳が保障されます。だから、近代の立憲主義における社会契約論と整合するわけです。仏教の場合は、寛容をベースにするので、他者との関係、つまり、社会との関わりの中で、個人が尊重され、その社会性の中で自由が保障されると考えるのです。

また、日本の場合、天皇という制度を有しています。
150年ほど前の明治維新により、天皇を国の象徴と権威として憲法に明記してしまったことで、天皇の役割が、西洋の国王や皇帝に類似してしまいましたが、元々、天皇は神主として日本の安寧と豊作を祈祷するのが役割です。今も、天皇の行事の大半は神主としての祈祷です。

この天皇は、戦争を終結させる大きな役割を担っています。天皇が、戦で勝った者に「征夷大将軍」なり「関白」なり「太政大臣」なりの官職や官位を授けると、そこに正統性が生まれ、戦争を継続しなくなります。継続すると、賊軍として未来永劫汚名を被ることになるからです。

この特殊なシステムを調べると、「日本書紀」が書かれた頃に確立したことが分かります。日本書紀には、沢山の「鬼」の伝説が出てきます。日本書紀を読めば読むほど、この「鬼」が「神」と表裏一体の関係であることがわかります。そして、伊勢神宮にまつわる神話の中で、「神」が天皇の男系の血筋の源であると締めくくり、いつの間にか、神=天皇に歯向かうと、鬼による報復があるという洗脳に近い共通認識が出来上がるのです。
不思議と、現代社会でも、鳥居や神社などを壊したり、移動させることは、多くの日本人は「なんか嫌だなあ。罰当たりそう」と思うのではないでしょうか。この「罰が当たる」という思い込みがまさに、日本書紀という書物を通じて、国民に植え付けられた、天皇⇒神⇒鬼⇒報復⇒罰が当たる、、、故に天皇が官職・官位を与えたら、もう誰も戦わなくなるという、戦を継続させない統治のあり方ができあがるわけです。

これに気付いた時、私は、体が震えるほど感動しましたね~。誰がこんなことを考えたのだろうとおそろしくもなりました。

思うに、キリスト教などの一神教では、他の考え方を認めない=戦争して占領して、自分が正しいと思う考え方(民主主義とか立憲主義とか)を押し付けるということになります。これでは、永久に戦争はなくならないと思います。

なので、私は、20代だった大学院生のときに、「日本独自の仏教や古事記日本書紀等の考え方を、英語に翻訳して世界に発信しよう」と思い、法学研究を続けていたりします!


ちなみに、紀元前のローマ帝国も、日本仏教と似た考え方でしたね。つまり、寛容という発想で、戦で負けた国を殲滅せず、次の戦でローマの為に戦えば、ローマ人として受け入れられました。

私は、真の世界平和への鍵は、寛容、つまり、日本が握っていると考えています。

長くてすみません。

 

注目判例2019

事件番号
 平成30(受)1197
 
事件名
 養子縁組無効確認請求事件
 
裁判年月日
平成31年3月5日
 
法廷名
最高裁判所第三小法廷
 
裁判種別
 判決
 
結果
 破棄自判
 
判例集等巻・号・頁

http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=88460

 

 

事件番号
 平成29(受)1735
 
事件名
遺留分減殺請求事件
 
裁判年月日
 平成30年10月19日
 
法廷名
最高裁判所第二小法廷
 
裁判種別
 判決
 
結果
 破棄差戻
 
判例集等巻・号・頁
民集 第72巻5号900頁

 

http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=88060

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