2023宅建試験の合格発表!2024年の宅建をどう勉強すればいいかを解説!
KenビジネススクールスタッフのMです。
11月21日は宅建試験の合格発表日でした!
発表を受けての総評動画が上がっていましたので、内容を要約致しますね。
動画を観れない方はぜひ参考にしてください^^
2023年宅建士試験のデータから見えてきたこと(概要)
- 合格点は36点で去年と同じで、試験翌日の動画で解説した通りだった。
- 企業研修と大学に講師派遣の講座ならびに、Kenビジネススクールの受講生から続々と合格の声が来てる。後日合格書が来るので早めに手続きを(手続きについては後日解説動画を収録予定)。
- 2014年の試験結果から、次年度の学習方法について自分なりに分析して、楽待の記事に具体的に書いたため、詳細は楽待を読んでみてほしい(楽待コラム)
- 2023年の宅建試験分析、2000年からのデータで振り返ると受験生数は微増で23万人超えというところ
- Kenビジネススクールでも独自に受験生の解答を集めている。一般的に各社含めて解答入力する人は、合格者か相当に勉強した人が多い。一方でKenでは企業研修や大学での研修など、不合格見込みの人も含めて強制的に入力することになるため、全体的な層の解答を集められるので正確性が高い。
- 全体的に解答しにくい問題が出ると思ったが、(なかったとは言えないけれども)答出しやすい形式だった。今年はたまたまかもしれませんが…
- この傾向が続くのであれば、宅建試験はけっこう厳しい。差がつかないどころかケアレスミスが命取りになる。頑張った人でも差がつきにくくなる。
- 宅建業法はあまり変わらないので、勉強の方法は変わらない
- 5問免除が今年は難易度高かったため、不動産業界の合格率が上がっている
- 過去30年分と同じ条文から出題されて、だいたい過去に出ている。ただ、過去に出ていた問題がそのままは出ないが、ちょっとアレンジして出題されるので、元の条文をしっかり読み込んでおく必要あり。
- 権利関係、特に民法が難しい。法令制限が簡単かは分からないけど、権利関係の問1から9までに難関。けれども合格ラインが下がってこない。結果的に、民法を捨てるわけにはいかなくなってきた。
- (民法も難しいのであきらめる人が多いが)民法で半分は正解しないとまずい。民法以外の特別法は絶対に正解するつもりで…その上で民法を半分正解しないと受からない試験になっている。
- 民法の薄いテキストで民法の全体像を理解した方がいい。
- 次年度受ける人は、12月くらいには最新の民法自体のテキストを読み、民法の全体像を意識して勉強し始めることが必要かも。
- 法令と税法は落とせなくなってる。建築基準法も2024年試験ではかなり改正されるので、次年度は改正点をしっかり勉強しておかないと。
- 都市計画法と建築基準法は合わせて意識して勉強する必要がある
- 宅地造成等規制法(略称「盛土法」)が全面改正されて2024年の試験が対象になる。
- そこで法令制限を深く解説する講座、また民法を中心とした権利関係を、3カ月かけて勉強できる講座をご用意!(PR)
※後日追記:楽待の記事が公開されていました
来年度以降は「民法」が宅建合格のカギに? 2023年の試験データで出題傾向を予測 |楽待不動産投資新聞
補足:分野ごとの難易度別問題数を2022年度と2023年度で比較した結果
※楽待さんのコラムに詳細は書いていますが、概要のみ掲載します。
- 2022年の権利関係は、「やさしい(70%以上正解)」が5個、「普通(40~70%が正解、2択まで絞れる)」が5個、「難しい(40%以下)」が3個、「超難しい」が1個
- 2023年の権利関係は、やさしいが2個、普通6個、難しい5個、超難しい1個
- 2022年の法令上の制限は、やさしいが6個、普通3個、難しい2個、超難しい0個
- 2023年の法令上の制限は、やさしいが7個、普通4個、難しい0個、超難しい0個
- 2022年の免除科目は、やさしいが5個、普通0個、難しい0個、超難しい0個
- 2023年の免除科目は、やさしいが3個、普通1個、難しい0個、超難しい1個
動画はこちらになります。
また最後に、今回の肝となった権利関係や法令上の制限を深堀りする講座につきましては以下に掲載します。
賃貸不動産経営管理士2023年の合格点予想が出ました!(Kenビジネススクール)
KenビジネススクールスタッフのMです。本日2記事目です。なぜかというと…
皆様お待ちかねの、賃貸不動産経営管理士2023年の合格点予想が出たからです!
動画での解説ですが、外出やお仕事中の方も多いと思われるので、内容を要約してお伝えしますね。
Kenビジネススクール(田中講師)の予測点は33点!
10分くらいの動画ですが、概ねこのような内容になっております。
- Kenビジネススクールの特設ページで受験者のデータを集めた(解答速報ページはこちら)ところ、受験者やスクールの受講生、企業研修で学ばれた方合わせて300名くらいの解答データが揃ってきた。
- 受講生の方含め勉強してきた方が多く、ネット上で入力してくれた人はいい点数を取ることが多い。その点も踏まえて各問の正答率を見てきた。
- 正答率70%超えた問題が29問あり、当初の予想(26問)よりも多かった。
- 正答率40~70%の二択で悩む問題がが13問で意外と多い。
- 正答率40%以下の難問も多く、8問ある。(ただ、合否に影響しない難易度)
- 正答率7割超えの問題は合格者はほぼ取る。加えて40~70%正答率問題の半分くらいは合格者は正解すると仮定。すると「29+13=35点」になるが…
- 去年の問題(34点)より確実に難しく、住宅新報さんでの合格予想も執筆しているため、全部の問題を細かく見た上で「下がるのではないか?」と予測。
- 申込者数が去年より5,000人少ないが、合格者を減らすとは考えにくい。つまり合格率は30%超えてくるはず。
- 受験生データも踏まえて高めに見たところで合格点は34では?ただ、試験当日の直観が経験上当たるので…すると33点
- 解答速報で一緒に解説してくれた本橋先生は32点と言い切ってた。そのあたりトータルで考えると33点。
- ただ資格試験、資格試験はあきらめない限り合格できるので一喜一憂せずに
概ね内容は書きましたが、お時間ある時にふと気になったら観ていただければ、解答速報の臨場感が伝わってくると思います。
また正解データを入力していない、自己採点する気にならないという方は、引き続き以下のフォームに入力してみてください。自分の選択肢を選べばあなたの得点が自動的に出てきますし、何より!
翌年以降の教材作成の参考にさせていただいております。
残念な結果だった方も、合格見込める方も、2024年以降の受験生のために…温かいご協力をお願い致します^^