2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
Q.土地に対する抵当権で、建物が焼失した場合の火災保険金を差し押さえることができる? A.できません。土地に対する抵当権は建物に及びません。 平成28年度宅建試験に出題された問題をピックアップして解説して行きます。 不動産を担保にお金を貸す方法は?…
意思表示の効力発生時期等の改正 平成27年3月31日 民法の一部を改正する法律案が後の宅建士試験に与える影響について定期的に解説します。 新旧対照条文 現行 (隔地者に対する意思表示)第97条 1 隔地者に対する意思表示は、その通知が相手方に到達した時か…
不動産経営管理士 実施団体HP ・賃貸不動産経営管理士とは ・過去の試験問題一覧 ・国土交通省「賃貸住宅管理業者登録制度」を一部改正 賃貸住宅管理業者登録制度の概要・登録規程・業務処理準則(国土交通省HP) ・賃貸住宅管理業者登録制度の概要 ・賃貸住…
Q.未成年者が運転免許証を偽造して成年者のふりをして契約したら? A.制限行為能力者であることを理由に取り消すことができなくなります。 平成28年度宅建試験に出題された問題をピックアップして解説して行きます。 ネット上の架空の人工知能は不動産取引で…
詐欺の改正 平成27年3月31日 民法の一部を改正する法律案が後の宅建士試験に与える影響について定期的に解説します。 新旧対照条文 現行 (詐欺又は強迫)第九十六条 1 詐欺又は強迫による意思表示は、取り消すことができる。2 相手方に対する意思表示につい…
錯誤の改正 平成27年3月31日 民法の一部を改正する法律案が後の宅建士試験に与える影響について定期的に解説します。 新旧対照条文 現行 (錯誤)第九十五条意思表示は、法律行為の要素に錯誤があったときは、無効とする。ただし、表意者に重大な過失があっ…
心裡留保の改正 平成27年3月31日 民法の一部を改正する法律案が後の宅建士試験に与える影響について定期的に解説します。 新旧対照条文 現行 (心裡留保)第九十三条意思表示は、表意者がその真意ではないことを知ってしたときであっても、そのためにその効…
Q.実務でよく活用される債務引受は民法に規定されているの? A.現行民法に規定はありません。 平成28年度宅建試験に出題された問題をピックアップして解説して行きます。 2016年度試験の問1は民法改正案からの出題 平成27年3月31日、民法改正法案(以下、改…
意思能力の改正 平成27年3月31日 民法の一部を改正する法律案が後の宅建士試験に与える影響について定期的に解説します。 新旧対照条文 現行 なし 改正案 第二節 意思能力第三条の二 法律行為の当事者が意思表示をした時に意思能力を有しなかったときは、そ…
公序良俗(現行民法90条)の改正 平成27年3月31日 民法の一部を改正する法律案が後の宅建士試験に与える影響について定期的に解説します。 新旧対照条文 現行 (公序良俗)第九十条 公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は、無効とする。…
押印せずに花押を書いた場合でも有効な遺言書になるの? 「桜散る春の末にはなりにけり雨間も知らぬながめせしまに」 中納言兼輔が詠んだ句ですね(新古今和歌集759番)。やむことも無く降り続く長雨。その雨を見るともなく眺めているうちに、桜の季節も終わ…