賃貸不動産経営管理士2023年の難易度や感想と合格ライン
KenビジネススクールスタッフのMです。
11月19日、賃貸不動産経営管理士の試験がありました。受験された皆様、本当にお疲れ様でした!
賃貸不動産経営管理士2023年を受けた感想 2022年と比べてどうだったか?
スタッフの私も2年目のリベンジ試験を受けて来ましたので、まずは受験生目線での感想を書いてみます。
一言で言えば、2022年よりもはるかに難しく感じました。2022年(令和4年度)の試験で急に増えた「個数問題や組み合わせ問題」。
2022年は50問中半分近くが一択で解答できない難題の数々でしたが…その傾向は相変わらずでした。少々少なかったくらい…
個数問題の増加傾向により、Kenビジネススクールの講義で先生はよくこう話していました。
「個数問題でも解答できるように、選択肢の一つ一つを自信をもって〇か✕か判断できるよう訓練してください。」
ところが2023年は問題の中身自体も高度になった感じがします。高度なものが個数問題だったりすると、本当に心が折れそうになりました。。また最後までしっかり読み切らないと間違えてしまう…そんな問題がさらに増えた感覚です。
一方で、即答できるボーナス問題もありましたが、それが約半分の26問。もっと正答数を増やしていかないと、合格点まで辿りつきません…
また試験範囲がそもそも広い試験。聞いたこともないようなところから出題されましたね(涙)
そういう問題文も、自分の知識や法的思考(いわゆる「リーガルマインド」と呼ばれるもの)を駆使して解答していく問題が増えました。これはますます難しくなるんだろうなーと感じた次第です。
試験が終わった時、「また来年もここで受験か…」と思ったくらいの感覚でした。
賃貸不動産経営管理士2023年の難易度と試験傾向
賃貸管理士2年目のリベンジ受験でもこんな状況でしたので、初めて受けられた方は面食らったと思います…
Kenビジネススクールでは以下のサイトから、受験生の皆様の解答を集めて集計を取り、翌年以降の教材作りに活かしております。
まだの方は来年以降の受験生のために、ぜひともご協力をお願いします^^
令和5年度(2023年度)賃貸不動産経営管理士資格試験・解答速報 - 株式会社Kenビジネススクール
そこで気になるデータがあるので一つご紹介します。
50個の問題それぞれに、4つの選択肢でどの肢を解答したかのパーセンテージを難易度を計る指標の一つとしています。データ数が集まってくると、多くの人が選ぶ解答と正解が概ね一致するのが一般的だからです。
つまり簡単な問題は、正答と回答率が一番高い選択肢が一致してきます。逆に、難しい問題は回答率がばらけてきます。正答と一致しないことも…
◆補足◆
- 簡単な問題=解答率が一番高い選択肢=正解
- 難しい問題=解答率が一番高い選択肢と正解が一致せず、選択肢ごとに%がばらける
2023年の試験では、宅建士試験の場合は2.の「難問パターン」が3問に対して…
賃貸管理士はまさかの7問!自信を持って答えられる問題が、宅建士試験よりも少ない可能性もあります。
賃貸不動産経営管理士2023年の合格ラインは?
個人的にですが、他社各社さんの解答速報や所感を調べると、概ね「2022年よりも解きやすかった」とのことで、合格ラインは2022年の34点よりも高い「35点」と出されています。
果たして結果は気になるところです…
Kenビジネススクールでも皆様のいただいたデータで精度を上げた合格点を発表できればと思いますので、まだの方はぜひともお願い致します!
◆自分の得点がすぐ分かる!解答フォームと合格点発表は以下のページをチェック!
令和5年度(2023年度)賃貸不動産経営管理士資格試験・解答速報 - 株式会社Kenビジネススクール
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